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ジェネリック薬について

ジェネリック医薬品の取り扱いを行っております

ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品は、「後発医薬品」とも呼ばれているものです。

医療用薬品には、「先発医薬品」と「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」があります。

日本では製薬会社の利益を守るために、「最初に発売される医薬品は、一定期間(5年~10年程度)は、それを販売した製薬会社がその販売を独占できる」という決まりがあります。その特許の期間を過ぎれば、同じ成分の薬品をほかの製薬会社も販売できるようになります。それがジェネリック医薬品です。

医薬品の開発には多額の費用がかかりますが、先発医薬品の後を追うことになるジェネリック医薬品はその開発費用を抑制できます。そのため、ジェネリック医薬品は先発医薬品に比べて、販売価格が安くなります。

医療費は、医療機関の窓口で皆様がお支払いいただく負担額だけではなく、税金や保険料によって構成されています。

少子高齢化が進む日本において国の財政を圧迫しているのが現状です。そのため医療費節減のための施策としても、ジェネリック医薬品の使用を推進しています。

長い目で見たときに、未来の社会を支えていく今の若者や子供たちの未来の暮らしを守るという観点からも、現在そしてこれからの医療費削減を考える点においての1つの選択肢にもなります。

ジェネリック医薬品の特徴や安全性

ジェネリック医薬品は、先発医薬品に比べて、お薬の大きさや形状に関してより飲みやすく改良されたものもあります。

またお子さんの飲み薬においても、先発医薬品の強い苦みが抑えられていたり、飲みやすい味に変更されていたりされているものもあります。

このように値段が安くなるだけでなく、付加価値が付いているものも多いです。

ジェネリック医薬品も、先発医薬品同様、国の定めた法律を遵守して作られています。

また、品質再評価(品質を担保するために行われる再評価システム)による管理も受けるため品質は担保されています。

ジェネリック医薬品に関するよくあるご質問

ジェネリック医薬品の効き目や安全性は、先発医薬品と同じですか?

ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同等の試験を行いリリースされるものであるため、その効き目や安全性は先発医薬品とほとんど変わりありません。多くの人が使ってきた先発医薬品の特許満了を待って使われるようになるのが「ジェネリック医薬品」ですから、「ジェネリック医薬品だから効果が低い」「ジェネリック医薬品だから信頼が置けない」ということはありません。

また、お薬によってはオーソライズド・ジェネリック(AG)の存在するものもあります。AGはその種類によりますが、原薬、添加物、製造方法、製造工場なども先発医薬品と同じ、つまり先発医薬品と全く同じ作り方のジェネリック医薬品もあります。

ジェネリック医薬品に変更すれば、お薬代が必ず安くなりますか?

ジェネリック医薬品は、先発医薬品に比べて開発費用が安く抑えられます。そのためこちらを選ぶと、基本的には先発医薬品を選んだときよりも薬代は安く済みます。

(ただしお薬によっては、先発医薬品との差がほとんど見られないこともございます。)

ジェネリック医薬品への変更が不可となるケースはありますか?

処方医にの指示により、ジェネリック医薬品への変更ができない場合もあります。

また、薬の種類によっては、ジェネリック医薬品が使えなかったり、ジェネリック医薬品が存在しなかったりすることもあります。